「えんげきのぺーじ:一行レビュー」再録:2003年

8/24- 8/26「アチャラカ再誕生」(空飛ぶ雲の上団五郎一座)@ラフォーレM原宿
★★★★ 08/27 アチャラカ喜劇の啓蒙を企むのなら菊谷栄「最後の伝令」への言及がパンフにあるべき。客の笑いのツボの一つでもあったのだから。個人的にはくりーむしちゅーの実力を見直せてよかった。

6/27- 6/29「ダークマスター」(庭劇団ペニノ)@下北沢駅前劇場
★★★  06/30 面白かった。が、題材の選びかたの渋さ(誰がいまどき狩撫麻礼+泉晴紀なんてものを読むのだ?)をはじめとして趣味に走りすぎ=余裕かましすぎ、という気がしなくもない。原作ものを手がけるよりタニノの脳内宇宙を広範な観客に知らしめるほうが先決だろう。

5/23- 6/ 8「エレファント・バニッシュ」(サイモン・マクバーニー)@世田谷パブリックシ…
無星 06/05 ひどい。村上春樹の愛読者は絶対に見ないほうがいい。原作の素晴らしさが蹂躙されるのに耐えられないだろう。マクバーニーファンは行くだけ時間の無駄。「ルーシー・キャブロル」その他に較べると数段下。なんでこんなものができたのか、本当に謎。詳しくは談話室で。

5/ 8- 5/21「屋根裏」(燐光群)@梅ヶ丘BOX
★★★★ 05/23 「引きこもり」たちの織りなす多少マンガチックなドラマよりもその異形の身体にこそ注目せよ。一つ上の世代がゴキコンへ出した回答が「屋根裏」だ。

5/ 9- 5/13「弁償するとき目が光る」(演劇弁当猫ニャー)@本多劇場
★★★★ 05/10 複数の物語が切り刻まれごちゃまぜにされ、わけのわからなさパワーアップ。今ふうの人情喜劇をバロウズ流にカットアップするとこうなるのか。役者陣も力強い演技で、他に類を見ないブルースカイの世界がはっきり浮かび上がった。

3/16- 4/ 6「夜叉ヶ池」(加納幸和演出)@東京グローブ座
★★★★ 04/01 鏡花の世界がフェリーニ「8 1/2」の世界に変貌をとげるとは。ただそのセンスに脱帽。佐藤アツヒロもそれほどひどくない。

1/11- 1/15「狭夜衣鴛鴦剣翅」(山の手事情社)@ザ・スズナリ
★★★★ 01/13 鈴木忠志の正統な後継者は(岡本章でも宮城聡でもましてや関美能留でもなく)安田雅弘なのだな、と得心させるのに十分な見応えのある作品。われこそは演劇通と思わん者は駆けつけよ。

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